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2017年12月28日 前へ 前へ次へ 次へ

好調な化学品物流 先行き見据えて

 化学品物流業界は今年、顧客である化学産業が好調だったことから追い風に乗れた。だが油断は禁物だろう。化学産業の足元の業績は好調だが、経済産業省の調査などでも将来的には生産減が予想されている。来年2018年は為替や原油価格、さらには地政学的リスクなど、さまざまな動きを注視することが肝要といえよう。
 17年のタンクターミナルの稼働率は全体として100%近い高水準を維持した。国内景気の改善や輸出入貿易の拡大などを背景に、主要ヤードはほぼ満港状態になっているほか、需給はタイト基調が続く。ただし回転率は品目によってまだら模様のようだ。国内化学産業は今後、よりファイン・スペシャリティのウエートが高まり、少量多品種輸送の需要が増えていこう。タンカー大型化により着岸できる桟橋が限られてきたことからISOタンクコンテナの需要が拡大するとともに、ISOタンクコンテナからタンクローリーやIBC(中型容器)、ドラム缶などへの詰め替えニーズもますます増えてくるだろう。
 ISOタンクコンテナの需要は世界的に増えている。中国需要に加え、経済成長が続く東南アジアやインド、中東、シェール由来の石化生産に取り組む米国などでも需要が見込まれ、来年も旺盛な需要が予想される。生産の7―8割が中国で、現地大手メーカーは生産能力を大幅に増強しているが、それでも供給が追いつかない状況だ。日本でも汎用化学品の生産が好調なことから需要は底堅い。
 化学、石油、塗料、食料、化粧品、医薬品など幅広い分野で利用されている200リットル缶や18リットル缶も今年は好調だった。17年度上期(4―9月)の200リットル缶出荷本数は、ドラム缶用途の約8割を占める化学業界の好調を受けて、前年同期比4・5%増の677万8928本となった。JFEコンテイナーと日鉄住金ドラムの大手2社の上期業績も増収増益となった。下期も大きな変化はなく、堅調に推移するとみられる。
 18リットル缶の17年度上期(4―9月)出荷本数は、前年同期比で東部組合0・4%減、西部組合2・4%増、全国1・3%増の91万7000缶増となった。やはり化学業界の好調が後押しした。
 一方、20年の東京オリンピック・パラリンピック以外に今のところ大きなプロジェクトはない。大企業の海外重視の姿勢や国内メーカーの大型設備投資も聞こえてこないなかで、来年は現状維持でも良しとする見方もある。ただ、その状況に甘んじることなく、長期的視点で先を読み、積極的に手を打っていく必要があるだろう。


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