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災害に備え石油製品も備蓄を
あえて記すまでもなく東日本大震災の時の忘れられない映像の記憶は誰しも数多あるだろうが、その一つにインパクトはそれほど大きくはないものの、なぜかなかなか忘れがたいものがある。ガソリンスタンドに並ぶ被災地のあの長い長い列である▼都会にいると忘れがちだが、地方と呼ばれているような地域では、自動車は生活に欠かせない足となっているし暖房用の需要も多い。構造的な需要減に直面しているとはいえ、まだまだ石油製品の存在は日々の暮らしに欠かせない▼災害時などいざという時に石油製品を安定供給するための取り組みは、行政や石油業界が力を注ぎ、先の熊本地震の際には大きな支障を来さなかったという実績を上げることに成功している▼ただ、本当に重要となるのは、消費者一人一人の常日頃の心がけである。そのため石油業界では、車は常に満タンを心がけ、暖房用の灯油は1缶余分に買い置くという「満タン&灯油プラス1缶運動」という行動を広く国民に呼びかけている。しかし、まだまだ幅広い認知を得ているとは言い難い▼災害に備え非常食や飲料水を蓄えておくべきとの認識は、十分ではないもののかなり浸透している。加えて、石油製品などエネルギーに関しても、不測の事態への備えをすべきだと生活者みなが知っておくべきだろう。(17・11・2)