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稲架のある日本の田園風景
夏ももう終わろうとしている。7月後半から8月にかけてぱっとしない天気が多かった。日照時間が減ったことでコメの作柄への影響が気になる。いまのところ不作を強く心配する予測は出ていないようだが、今後しばらくは作柄の発表を注目したい▼さて、日本の田園風景の代表格といえばなんだろう。頭を垂れて黄金色に照り輝く稲穂か、それとも何段もの棚田に張られた水に茜色が映える夕景か。人それぞれだろうが、そこにひとつ、代表格として薦めたいのが「はさ」のある景色だ▼「稲架」と書く。刈った稲を掛け渡し乾燥させるための木組みである。田の面や畦に並べた稲架に幾重にも積み重ねられた稲。どちらかというと平坦だった水田の景色が、これでぐっと立体感を持つ▼稲架で干した米はたっぷりと天日を浴び、香り、甘みがあって冷めてからも味が落ちないという。しかし、いまはその稲架も少なくなった。なにせ手間と時間がかかる。高齢化に悩む農家は乾燥機に頼らざるを得ない▼農業競争力強化支援法を成立させるなど、国は農業の競争力強化に本腰を入れる。効率化、高収益化が農業にはより求められる。天日乾燥はその流れにはそぐわないだろう。だが心情としては、稲架のある風景が映像アーカイブからしか見られない日本にはなってほしくない。(17・8・30)