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適正利益の確保を急ぐタイヤ各社
原燃料市況の上昇を背景に、国内タイヤ各社が製品価格の値上げに踏み出した。横浜ゴムが国内市販用タイヤおよびチューブ、フラップを4月1日から値上げしたのを皮切りに、東洋ゴム工業は5月1日から、ブリヂストンと住友ゴム工業は、6月1日から夏用タイヤの価格を改定。上げ幅は5・5―10%となっている。各社とも2016年12月期業績は円高によって減収減益を余儀なくされた。コスト上昇が原因となって、これ以上に収益性が損なわれる事態は避けたいところだ。
産油国の協調減産による原油相場上昇を背景に、17年第1四半期(1―3月)の国産ナフサ価格は4万1800円まで上がった。第2四半期(4―6月)は4万円前後と3四半期ぶりの下落予想だが、それでも16年平均(3万2800円)に対し7200円高い。またアジアのブタジエン市況は、中国の合成ゴム需要拡大などを背景に今年2月に1トン当たり3008ドルまで上昇。5月には1165ドルまで下げたものの、年平均では16年の1184ドルに対し、17年は2099ドルと高値で推移している。
主要原材料の価格動向を日銀企業物価指数(15年=100)でみると、16年は品目すべて100を下回っていたのに対し、17年は天然ゴムが122・2、ブタジエンが194・5と急上昇。またA重油が102・7、スチレンモノマーも102・9と100を上回っているほか、合成ゴムが98、カーボンブラックも90・4と、16年の87・0、87・3から、それぞれ上昇している。単月ベースでは4月(速報値)に天然ゴムが138・9と一段上がるとともに、合成ゴムも108・4と100を超える状況となっている。
そのなか横浜ゴムでは、4月1日から国内市販用タイヤおよびチューブ、フラップを製品毎の平均で6―7%値上げ。東洋ゴム工業も、5月1日出荷分から「トーヨータイヤ」ブランドのタイヤで製品毎に平均5・5―10%、チューブ、フラップ、その他で8%、「ニットータイヤ」ブランドの乗用車用およびSUV・CUV用タイヤで最大10%の価格改定を実施した。またブリヂストンと住友ゴム工業は、6月1日から夏タイヤとチューブ、フラップを、9月1日から冬タイヤを、それぞれ製品毎の平均で現行価格比6?10%幅修正する。
昨年は、原燃料市況が年間を通して比較的低位で推移し、タイヤ各社の収益を下支えした。しかし足元の状況は厳しい。コスト削減に取り組みつつも、自助努力で吸収困難な増加分を価格転嫁し、適正利益の確保を図らねばなるまい。