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地方企業こそ技術で世界に挑むべし
近年注目を集めるペプチド医薬品。国内外の製薬企業が研究開発を加速させるなか、特殊ペプチド原薬の安定供給に向け、オールジャパン体制の構築が検討されている。特殊ペプチド原薬に対する安定供給のニーズが高まっているものの、現時点で世界的にみても高精度で安定かつ大量に特殊ペプチド原薬を供給できる製造受託メーカーは存在しないという。また現在広く使われているペプチド合成法の生産性は極めて低く、改善が求められている。このためペプチドリーム、塩野義製薬、積水化学工業の3社を中心に特殊ペプチド原薬の研究開発、製造、販売を行う新会社を設立することで検討を開始した。
日本発のベンチャー企業であるペプチドリームが特殊ペプチド医薬品周辺の知的財産を保有しているため、オールジャパン体制で推進できれば、技術を国外に拡散させることなく、日本が同分野で確固たる地位を築くことが可能だろう。国内に存在する各種最先端技術を戦略的に集約し、世界初かつ世界最先端の特殊ペプチド原薬CMO(医薬品製造受託機関)設立へとつなげてほしい。
新会社設立に関し、ペプチド医薬品開発に欠かすことのできない特殊アミノ酸の安定供給という立場から参画しているのが、広島県に本社を置く渡辺化学工業。同社はアミノ酸誘導体およびペプチド合成試薬など5000品目を超える製品を取り揃え、得意とする非天然アミノ酸を軸に新規ペプチド医薬の創出に取り組む製薬大手などに提供している。ペプチドリームとは戦略的業務提携を結んでおり、さまざまな非天然アミノ酸およびペプチド合成試薬を供給している。
渡辺化学工業は、既存製品の安定供給とともに新規化合物の開発を加速させるため、広島市安佐南区のひろしま西風新都リフレッシュパーク内にアミノ酸誘導体の新工場「西風新都工場」を建設した。新工場には、プラントを有する製造棟と試験研究用の実験棟を配しており、増産体制を確立したことでペプチドリームなどに対してより安定的な供給が可能となった。さらに、これまで以上に難しい特殊アミノ酸の合成にもチャレンジしていく方針だ。
同社は設立予定のCMOにおいて重要な役割を担うことになる。供給する特殊アミノ酸が特殊ペプチド原薬の品質を支えることになり、日本発の特殊ペプチド医薬品の市場化促進と国際競争力向上の行方を左右するといっても過言ではない。地方企業こそ、世界を舞台にオンリーワン技術で果敢に挑戦してもらいたい。