ブリヂストン、高速走行時のタイヤ接地面挙動可視化技術を開発

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 ブリヂストンは、高速走行時におけるタイヤ接地面の挙動を可視化するシミュレーション技術を世界で初めて実用化した。最先端のシミュレーション技術と独自の計測システムを融合したもので対応速度は時速400キロメートル。今年3月に発売するエコピア「EX20」シリーズでは、同システムの適用により燃費性能と相反する特性のウエットグリップ性能および耐偏摩耗性を高次元で両立することに成功している。シミュレーション結果のフィードバックによりタイヤ構造や原材料の研究開発の高度化が可能であり、製品の高機能・高付加価値化を推進する。

 安全性や耐久性といったタイヤ性能は、走行時のタイヤ接地面の挙動が大きく関係している。これまでの技術では、時速5キロメートル以下の低速でしか計測できなかったため製品開発への応用に制約があった。新たに開発したタイヤ踏面挙動のシミュレーション技術「アルティメット アイ」は、最新のシミュレーション技術と独自の実験計測技術の融合により、最高で速度400キロメートル走行時のタイヤ状態の可視化を可能としたのが特徴。
 新技術用に導入した計測システムでは、タイヤ接地反力を計測するための超小型センサーを埋設した専用ドラムを採用するとともに、タイヤ姿勢角制御が可能な高機能タイヤスタンド、走行中のタイヤ軸力と接地反力の同時計測が可能なホイール6分力計を装備。高速走行時の動的データを高分解能で高速処理する超高速データ計測・処理装置を組み合わせることで実走行時のタイヤ踏面挙動を解析可能にした。
 最先端のシミュレーション技術によるプロトタイヤの踏面挙動と、独自計測システムでの実験・検証により、飛躍的なタイヤ性能の向上が可能となる。エコピアEX20シリーズの開発では、トレッドパターンと水平接地形状の最適化に活用しているが、今後はタイヤ構造や使用原材料の研究開発へと適用分野を広げていく考え。

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このページは、web staffが2014年1月10日 17:56に書いたブログ記事です。

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