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2016年09月08日 前へ 前へ次へ 次へ

本格的な取り組みが始まったゲノム編集

 日本でもようやくゲノム編集への本格的な取り組みが始まった。4月に設立された日本ゲノム編集学会の第1回大会が広島で開催された。極めて効率的に遺伝子改変できる技術として注目を集めてきたが、CRISPR Cas9という新編集技術が登場した2013年頃からは欧米、中国での応用研究が急速に拡大。関連ベンチャー、国際的な情報ネットワークの整備も進んでいるが、日本はどちらかというと後発組にみえる▼時代を画する革新技術は欧米先行、日本はキャッチアップのための国家プロジェクトを進めるのが当たり前になっていたが、また同じような道を歩むのだろうか。今回は中国の台頭目覚ましく日本はその次に位置するようにみえる▼無論国内の研究者が手をこまねいているわけではない。作物、魚類、動物での成果もある。だが、体系的な取り組みが見えているかというと一抹の不安がある▼今年正月、あるメガファーマのホームページにゲノム編集が特集されていた。世界の研究者が一堂に会しただけでなく多数のブログも視聴でき世界への広がりを実感した。日本はナショプロを誕生させたが、企業レベルでの本気度はどうか。日欧とも遺伝子組み換え作物アレルギーは解消されていない。しかし欧州の農業、医薬企業はすでに本格的な取り組み体制を整えている。


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