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駱駝と勘違い
駱駝(らくだ)。英語でキャメル。なぜか愛着を感じる動物だ。日本人初のF1ドライバーとなった中嶋悟さんが駆ったマシン(ロータス・99Tホンダ)のキャメル・イエローの鮮烈な印象。好きだった英国のプログレッシブ・ロック・バンドの名前。そして、憧れの映画俳優がくゆらすタバコ。そうした個人的な嗜好が駱駝への愛着に結びついている。駱駝にとっては迷惑な話であろう▼その動物を実際に見たのは、中東諸国を取材で訪れた10年前だ。砂漠を闊歩する野生の駱駝を初めて見た、と心底感動していたら、現地駐在員に家畜であると指摘された。落胆しつつ、世界最大の国営石油会社の博物館を訪れたところ、気を取り直した。会社説明のビデオのBGMにロック・バンド「キャメル」の名曲が使用されていたからだ▼その駱駝は、実は原産地は北米大陸だという。南米大陸に渡ったものはアルパカやラマに進化した。脂肪の詰まったあのこぶやキッチリ閉じる鼻などは、寒い冬を乗り切るために獲得したとの説が有力だ。極寒の地を生き抜くために備わった能力が、実は砂漠での生活にも適していた、ということらしい▼指摘し忘れたが、過酷な生活とは対照的な、そのすっとぼけた表情も愛着を感じる一因だ。人間の勝手な想像や勘違いも黙って許してくれそうな気がする。