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工場夜景クルーズで盆休みの涼
8月11日が「山の日」として祝日となったので、今年は明日からお盆休みとなる企業も多いだろう。長い連休、さて何をするか? 帰省や海外旅行は当然として、安近短で非日常を楽しむというのはどうだろう▼工場夜景ツアー、とくに海から夜景を眺めるクルーズが人気だという。インターネットで「工場夜景&クルーズ」を検索すると、かなりのツアーがヒットする。北から順に室蘭市、川崎市、四日市市、周南市、北九州市のそれが5大工場夜景というのだそうだ▼工場景観(テクノスケープ)の研究者である岡田昌彰近畿大学教授は、「究極の非日常」にその魅力があると、ウェブサイトのインタビューで語っている。たしかに圧倒的スケールのプラントがわずかな光で浮かび上がる姿はSFの世界のようでもある。自然の絶景に勝るとも劣らないといえば大げさかもしれないが、ちょっと気取った言い方をすれば、工場夜景には理知的な感動をよぶ要素があるように感じる▼川崎エリアの評判がとくに高い。規模の大きさ、コースの多様性、歴史性などすべてが充実しているという。とある旅行会社のプラン説明には、その中でも昭和電工、東亜石油が「必見」と強調されている。お盆休み、化学の仕事のことは頭から追いやって、プラントの美に酔いしれてみようか。