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新興市場で事業拡大に挑む欧州企業
欧州企業が新興市場の開拓に向けて積極的な投資を続けている。欧州から見れば未踏の地ともいえる国への投資も少なくないが、そこに成長への強い意志が感じられる。
香料メーカーではジボダンとシムライズの投資が目を引く。ジボダンは、パキスタンにおいてフレーバー事業を本格展開するため、カラチにラボと事務所を備えた施設を開設した。香料のグローバル企業が、こうした施設を同国に置くのは初めてという。
カラチの新拠点を通じ飲料、スナック、菓子類などを対象にジボダンの持つノウハウや知見を顧客に提供する。同社では、2億ほどの人口を持つパキスタンのフレーバー市場が今後、着実に成長していくと見込み、この投資を具体化した。
一方、シムライズは、イランに「シムライズ パルシアン」を設立した。営業機能およびアプリケーションラボを備えた事業拠点にする。イラン国内およびペルシャ湾岸諸国での展開を強化するのが狙いだ。食品・飲料、香水、ボディーケア、家庭用洗剤向けなどの需要の取り込みを図る。
イランは約8000万人と中東最大規模の人口を持つ。そのうち約半数が30歳以下で、一般消費財の有望な市場。同国政府も、2025年までに国内総生産(GDP)を現状の2倍に引き上げる意欲的な目標を掲げており、制裁解除を機に海外投資家の注目が集まっている。
建築関連では、シーカが中南米、中東、東南アジアの各地域で投資を進めており、その動きは際立っている。
中南米では、エクアドルのグアヤキル近郊のデュランにモルタルの新工場を設けたほか、ニカラグアの首都マナグアに現地子会社を設立し、販売活動を始めた。
中東では、クウェートに子会社を置いて事業活動を始めている。クウェートでは不動産やインフラ整備に向けた投資が活発で、とくに空港の拡張や交通網の整備計画が目白押し。顧客に向けた販売体制強化が必要と判断し、子会社を設立した。
東南アジアでは、ミャンマーとカンボジアにコンクリート混和剤の新プラントを開設した。やはりインフラ整備などが進む両国。現地生産によって供給基盤を強固にすることを狙っている。
各社とも、成長する市場で足場を固めるために一連の投資を決めた。国情や商習慣の違いなどから、事業を進めるにあたって困難に直面することもあろうが、競合他社に先んじた投資は英断である。着実に成果に結びつけてほしい。