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東日本大震災BASF グローバル網駆使、供給維持に全力
BASFは、グローバルネットワークを駆使して日本におけるサプライチェーンの確保に乗り出す。東日本にある3つの生産拠点が操業を停止しているが、日本におけるユーザーへの供給を維持するため、国内外の他工場から供給支援を始めた。ポリマー添加剤「イルガノックス」では、「他ソースからの供給および製品在庫によりすべての顧客の要望に対応できる状況にある」(成尾友良BASFジャパン社長)。同社はシンガポールにイルガノックスを含む大型のポリマー添加剤工場を有し、こうしたグローバル生産体制を活用して工場休止による影響を最小限度に抑えることに成功している。
イルガノックスはポリオレフィンなどポリマーの添加剤として広く流通しており、BASFジャパンの磯原工場(茨城県)の被災は震災後のプラスチックの生産に影響を与える可能性が大きかった。同社は震災直後から名古屋に本社機能を移してサプライチェーンの維持に注力、シンガールの設備からの応援出荷も含めてグローバルネットワークによる製品供給に乗り出している。この結果、「自動車などエンドユーザーの生産休止など全体需要が落ち込んでいることもあって、グループからの応援出荷や在庫による供給ですべての顧客の注文に応えることができている」(同)としている。
シンガポールのイルガノックス工場は年産3万トンの大型工場。汎用品を中心に日本国内の需要はシンガポールの設備を含めてグローバルネットワークで対応できるという。ただ、磯原工場でしか生産していないスペシャルティグレードの一部は在庫対応となっている。このため、グローバルネットワークを駆使してサプライチェーンが確保できるよう全力を挙げるとしている。
一方、農薬を生産している郡山工場は、グローバルネットワークにより「カバーできている」(サオリ・デュボーグBASFアジア社長)。また、仙台にあるコンクリート混和剤は、茅ヶ崎工場(神奈川県)からの供給で賄えるとしている。
欧米の大手化学企業はアジアに複数の生産拠点を有しており、欧米の拠点とともにグローバルな生産網を持つことが、大震災や原発事故という生産活動を維持しにくい状況下でその力を発揮している。