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2011年03月25日 前へ 前へ次へ 次へ

東日本大震災積水化学=塩ビ管 復興需要に対応 滋賀などフル生産

 積水化学工業は、被災地の復興に向け生産余力に懸念のある塩化ビニル樹脂管(塩ビ管)の供給拡大に乗り出す。東京工場(埼玉県)や群馬工場(群馬県)など、東日本の中核拠点が計画停電の影響を受けて操業に困難が生じる一方、仮設住宅向けをはじめとして塩ビ管の需要量が拡大することは必至。このため、積水化学北海道(北海道)や滋賀栗東工場(滋賀県)、九州積水工業(佐賀県)で稼働を最大限引き上げて今後の需要増に対応する。海外拠点を活用する検討にも着手。中国や韓国、台湾の塩ビ管生産拠点でJIS規格や管轄する協会の認定取得に取り組み、輸入に対応できる体制を整える意向。
 積水化学では、塩ビ管生産拠点で東日本大震災による大きな被害は発生していない。しかし、埼玉や群馬の拠点は計画停電指定区域に入っており、1日に2ー3時間でも停電時間があると、連続生産が前提の押出機は、前後の数時間にわたり生産を止める必要があるため、十分な稼働が難しくなる。
 計画停電により、関東の主力拠点である群馬工場や東京工場の生産が大きく制約されている。このため、同社では計画停電が打ち出された14日から区域外の全拠点にフル生産を指示。足元の需要および今後の復興需要に向けての生産強化に踏み出した。被災地での需要に対応するため、グレード数の削減など生産の効率化努力も並行して進めていく。
 同社は海外生産拠点の活用も検討する。同社は日本メーカーとして唯一、海外に塩ビ管の製造拠点を持つ。このうち、韓国、台湾、中国など日本から近い拠点を活用し、国内市場向けへの輸出を行いたい考え。上水道や下水道向けの塩ビ管は、国内で使用するにはJISなどの規格を取得する必要があるほか、輸送コストがかさむなどの要因から、これまで海外品が輸入されることはほとんどなかった。
 ただ、輸送コストの問題は、為替レートが大きく円高に振れていることから十分に対応可能とみている。このため、被災地復興の観点から海外拠点での国内規格の早期取得を関連当局に働きかけるなどの対応を図り、樹脂管の輸入検討に着手する考えだ。


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