キョーラク、高難燃性の樹脂部材、独自ブロー成形技術で開発

| コメント(0) | トラックバック(0)

 キョーラクは、ブロー成形による樹脂部材の品揃えを拡充する。新たに旭化成ケミカルズが開発した発泡ビーズ「サンフォース」をコア材に採用した複合部材の展開に乗り出すもの。同発泡ビーズは優れた難燃性や高い寸法安定性などを実現しており、独自のツイン・ブロー・モールディング(TBM)法との組み合わせにより軽量・高難燃部材として市場開拓を進める計画。同社では、自動車や鉄道といった輸送機器をはじめ幅広い分野を対象に提案活動を展開していく。

 TBM法は、あらかじめ金型に表皮材をセットし、変形パリソン状の樹脂およびコア材とともに型締めして成形する技術。部材の裏と表で材質や色を変えることができるほか、表面に加飾フィルムやカーペットなどをインサートすることで優れた意匠性が実現できるといった特徴を持つ。また、発泡材や補強材などを用途に応じたコア材の選択により必要な機能を付与することが可能であり、すでに自動車や医療機器、アミューズメント分野などで採用されている。
 サンフォースは、米国の安全規格・UL94規格V?0を達成した変性PPE(ポリフェニレンエーテル)発泡ビーズ。難燃性のほかに、10倍発泡体での荷重たわみ温度(HDT)が約90度Cと高い温度環境での剛性に優れるほか、原料ビーズ径が小さく薄肉部分を持つ形状でも成形できるなど高い寸法安定性を実現している。
 今回、コア材に同発泡ビーズを採用することで、軽量性や断熱性といった発泡コア材の特徴はそのままに難燃性および耐熱性の向上を実現。特性向上により従来材では適用困難だった用途への展開を可能とした。
 今後、同社では積極的な採用働きかけによってTBM法による樹脂部材の規模拡大を推進していく。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://27.34.136.204/cmt/mt-tb.cgi/4461

コメントする

このブログ記事について

このページは、web staffが2011年11月17日 18:54に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「 サーマル、アルミ繊維焼結不織布の用途開拓」です。

次のブログ記事は「アイテック、酸化セリウムナノ粒子を立方体型で用途開拓、 」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。