JFEテクノリサーチは、新たに耐候性評価センターを開設した。開発現場における耐久性向上に関する取り組みに向け、各種材料・製品の評価受託サービスに乗り出したもの。開設にあたり試験機としてスーパーキセノン、メタルハライド、サンシャインカーボンアークの3機種を取り揃えるなど、充実したサービスが提供可能な体制を整備している。同社では、高度な評価・解析技術をベースにユーザーの研究開発を支援していく。
製品開発において耐久性向上は重要な開発課題の一つであり、製品の信頼性の観点からその重要性が高まっている。これまでの建造物の耐候性に加えて、近年では機械製品や自動車部品などの輸送機器、生活関連機器といった分野でも重要性が高まっているほか、直近では太陽電池パネルの耐候性劣化の評価が重要な課題となっている。
同社では、耐候性評価に関して大型の複合サイクル試験機や全国各地での暴露試験場を保有し、大型の太陽電池パネルの塩害耐候性試験などで実績を伸ばしている。今回、以前からあるサンシャインカーボンアークに加えてスーパーキセノン、メタルハライドと紫外線分布の異なる試験機を新規導入するとともに、電子機器の微量ガスによる腐食を再現・促進できる試験体制を整備した。
同センターでは、ウェザーメーター試験や大気腐食促進試験、大気暴露試験、ガス腐食試験のほか、電気化学測定/腐食機構の解析およびJFEスチールと家電メーカーが共同開発した電気製品の実環境での腐食を再現する促進試験(ACTE)などの受託サービスを提供する。

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