テクノポリマー、軋み音低減樹脂を開発、自動車・電子部品向け展開

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 テクノポリマーは、新たに開発したスチレン系特殊熱可塑性樹脂「HUSHLLOY(ハッシュロイ)」の本格販売を開始する。新製品は、嵌合部など樹脂部品の接触部分から発生する軋み音を低減できるのが特徴。グリス塗布や不織布貼付といった対策が不要となるため、製品の低コスト化や老朽化による品質低下を防止できる。すでに自動車部品や電子部品で採用が始まっており、同社では日用品などを含む広範分野向けに拡販を図る。

 ハッシュロイは、ABS樹脂の特徴である物性バランスや成形加工性のよさ、安定した成形収縮率を維持したまま軋み音低減の機能を付与した特殊樹脂。ドイツ自動車工業会の標準条件による軋み音発生リスク評価(10段階)では、一般的なABS樹脂が「6?10」であるのに対して「1?3」と不快音低減効果があることを確認ずみ。ABS樹脂やPCアロイと同等の機械的特性と成形収縮率を有していることから、現行金型をそのまま使用することが可能だ。
 採用により、これまでのような軋み音対策が不要となるため、グリス・不織布の部材費用や生産・検査といった工程コストを削減できる。また、効果は永続的に持続するため、経年劣化による部品の品質低下がない。すでに耐熱やツヤ消し、ガラス入り、PCアロイといった製品ラインアップを取り揃えており、幅広い用途分野への対応を可能としている。
 同社では、インジケーターやエアコンリテーナーといった自動車部品やディスクトレーやカーナビゲーションなどの電子機器部品、ベッドや椅子などの日用品をターゲットに展開していく。

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このページは、web staffが2011年11月 1日 18:25に書いたブログ記事です。

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