トヨタ自動車は11日、バイオポリエチレンテレフタレート(PET)を原料とし、耐久性などを大幅に向上させた内装表皮材を開発、内装材表面積の約80%に採用したと発表した。従来のバイオPETでは適用困難だったシート表皮やフロアカーペットなどの内装部品への採用が可能となった。
今回開発した材料は、トヨタ自動車と豊田通商が共同開発したもの。原料の一部であるモノエチレングリコール(MEG)をサトウキビ由来の原料に置き換えた。耐熱性、耐久性、耐伸縮性などの性能は、一般的なバイオプラスチックと比較して飛躍的に向上。部品コストも石油系素材と同等を実現。今回一部を改良した「SAI」の内装材に採用した。
トヨタ自動車は、一般的なバイオプラを自動車用に改良した「エコプラスチック」の採用を積極的に進めている。今年1月には世界で初めてバイオPETを原料としたエコプラスチックを、レクサスのラゲージ内装表皮に採用した。今後も適用部位拡大に向けた技術開発・実用化を積極的に進める。

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