スターライト工業、自動車関連分野を強化、欧州の低燃費化技術を提案

| コメント(0) | トラックバック(0)

 スターライト工業は、自動車関連分野の取り組みを強化する。技術提携関係にある独ロシェリング社が実用化した低燃費化技術の国内展開に乗り出すもの。欧州のほか、北米や中国でも採用が進んでいるエアフラップシステムや車体下面のアンダーカバーパーツ向け軽量吸音材をはじめ、高性能エアインテークシステムなどを、販売チャンネルを通じて国内メーカーに提案していく。同社では、将来的な自社生産も視野に市場開拓に取り組んでいく方針。

 ロシェリング社は、厳しい燃費規制が進む欧州で優れたポリマープロセッシング技術を軸に事業を展開する樹脂部品メーカー。ダウンサイジングを目的とした小型ターボエンジンの開発では、欧州大手自動車メーカーからエアインテークマニホールドシステムの開発パートナーとして選ばれるなどその技術力は市場から高い評価を得ている。
 同社が提案する低燃費化技術は、すでに欧州などで採用実績を有する先端技術。エアフラップシステムは、ラジエーター前面に設置したシャッターで、エンジンの状態に応じて空気流入量をコントロールするもの。シャッターを閉じておくことで、始動時のエンジンルーム内の保温効果や走行時の空気抵抗改善により燃費向上が可能。樹脂繊維をベースとした軽量吸音材を応用したアンダーボディーシールド技術では、既存品に比べてより広い面積をカバーすることで重量低減と吸音効果の向上を実現できる。
 また、これ以外にも射出・ブロー同時成形によるブラケット付きパイプ成形技術も提案していく。この技術は射出成形によりブラケットと高精度部分を、ブロー成形でパイプ部分を同時に成形するもので、部位間の接合力が強く複雑形状品の製造にも対応している。金型費や加工時間を削減できるため、コストパフォーマンスに優れたプラ加工技術として展開していく計画だ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://27.34.136.204/cmt/mt-tb.cgi/1805

コメントする

このブログ記事について

このページは、web staffが2011年2月 4日 02:39に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「山下電気、独自金型調温技術の普及促進、自動車部品軽量化に貢献 」です。

次のブログ記事は「イノアック技研、自動車用ゴム製品で独自コンパウンド技術提案 」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。