横浜ゴムは、低燃費タイヤの商品展開を加速する。基幹コンパウンド技術「ナノブレンドゴム」や独自素材「エアテックス」などの採用により、幅広いカテゴリーをカバーするラインアップを整備するもの。来年3月に市場投入する「BluEarth-1」では、2種類の超低燃費ポリマーと高分散性の専用ファインシリカの採用により、タイヤのラベリング制度で最高レベルの転がり抵抗性能AAAを実現した。同社では、来年から低燃費タイヤの海外展開を本格化する計画であり、グローバル規模で低燃費タイヤ「ブルーアース」の普及拡大を目指す。
同社のコンパウンド技術であるナノブレンドゴムは、複数のポリマーをそれぞれの特性が最大限に発揮される比率でブレンドし、特性の違う素材の化学反応を制御するナノレベルの混合技術。ゴムと樹脂の特性を併せ持つ独自素材「エアテックス アドバンストライナー」は、従来に比べて大幅に空気漏れを抑制することを可能とする。
9日に発表した「BluEarth-1 AAA spec」は、ブルーアースのフラッグシップモデル。ナノブレンドゴムなど独自の素材技術に加え、走行時の空気抵抗を測定するエアロダイナミクス技術をベースに開発したディンプルサイドデザインなどにより、静粛性などの基本性能を確保しつつ低燃費化を図った。
また、同時に発表されたミニバン専用「BluEarth RV-01」も、新開発の低燃費ポリマーやマイクロシリカ、さらにはミニバン専用では初となるオレンジオイルの採用などにより、低燃費性能と耐摩耗性およびウェットグリップ性を高いレベルで実現している。同製品は、大型高級ミニバンに最適なプレミアムタイヤとして来年2月に発売する。

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