新日本製鉄は1日、同社の自動車燃料タンク用鋼板「エココート?S」が、米ゼネラルモータース(GM)の航続距離延長型電気自動車「シボレーVOLT(ボルト)」に採用されたと発表した。鉛などの環境負荷物を含まないなど、環境対応車に最適な素材としての性能が評価された。同鋼板の米自動車メーカーの採用は今回が初めて。
シボレー・ボルトは11月30日に米国で発売された電気自動車で、ガソリンエンジンも搭載するプラグインハイブリッドカー(PHV)。新日鉄は、ボルトに燃料タンクを供給するスペクトラ・プレミアム・インダストリー(カナダ)にエココート?Sを供給する。
新日鉄とスペクトラは燃料タンク開発で、環境対応車に最適な耐食性、加工性、環境性能向上に取り組むなど、長年にわたって技術交流がある。エココート?Sは、日系自動車メーカーのほどんどに採用されているほか、日系メーカーの海外工場や海外の自動車メーカー向けにも採用実績を持つ。
ボルトはその高い省エネ性能に加え、再生GMが発売する初のエコカーとして世界的に注目を集めている。新日鉄は今回の採用を契機に、エココート?Sのさらなる普及に取り組んでいく方針。

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