住友金属工業、低熱容量・軽量化のエキゾーストマニホールド実用化

| コメント(0) | トラックバック(0)

 住友金属工業は、トヨタ自動車などと共同で低熱容量化と軽量化を実現した2重管式エキゾーストマニホールドを実用化した。耐熱性に優れたステンレス鋼板「NAR?AH?4」を材料に、プレス成形法により内管の肉厚を0・6ミリメートルまで薄肉化したもの。低熱容量化により触媒の昇温スピードを向上するとともに25%の軽量化を図った。同製品は、トヨタ自動車の量販車に実車搭載されている。同社では、軽量化および排ガスクリーン化に寄与する同エキゾーストマニホールドの採用拡大に取り組んでいく。

 エキゾーストマニホールドは、自動車エンジンの複数の気筒から出た排ガスをまとめて触媒に送り込む部品。触媒は高温状態で無害化機能を発揮するため、エキマニ内管の薄肉化により排ガスから奪う熱を少なく(低熱容量化)することが排ガス浄化性能のカギとなる。
 NAR?AH?4は住金直江津の火力発電所用ステンレス鋼板。新製品は、同ステンレス鋼板を素材に住友金属と住金直江津の数値解析技術でプレス方向や最適余肉形状を検討し、プレス加工メーカー・三五の技術的知見と融合することで0・6ミリメートルの薄肉化を実現したもの。薄肉化により熱容量および重量ともに25%の低減化を図ったほか、従来の14%ニッケル含有素材から11%含有の同素材への切り替えることでニッケル使用量を約41%削減した。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://27.34.136.204/cmt/mt-tb.cgi/1786

コメントする

このブログ記事について

このページは、web staffが2010年11月15日 17:40に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ネイチャーワークス、耐久材向けPLA戦列強化、高光学純度品を開発 」です。

次のブログ記事は「物材機構など、ガラス省エネ製法の開発進展、気中溶解技術プロ 」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。