朝日ラバーは、キャップ付き発光ダイオード(LED)製品「ASA COLOR LED」の拡販を推進する。製品の標準化や規格対応を進めることで採用拡大を図るもの。主力の自動車内装用では新たに白色系照明で252色を標準化するとともに、バラつき範囲の狭小化を図りリードタイムの短縮化を実現。また一般照明用では米国のANSI規格に対応する一方、ハロゲンランプなどの規格外色を整備することで広範な市場ニーズへの対応を図った。海外シフトが進む車載用途では、製品ラインアップの整備を背景に海外展開も積極化していく。
朝日ラバーのASA COLOR LEDは、蛍光体を配合したシリコーン製ゴムキャップを青色LEDに被せることで1万色以上のバリエーションを提供できる製品。独自の色と光のコントロール技術により、中間色への対応や調色(色合わせ)および色・明るさのバラつきの小ささが特徴。自動車内装用照明や一般照明向けに展開している。
今回の標準化の取り組みにおいて自動車内装では、白色系で色度63色・明るさ4種類の計252色を標準色としてラインアップ。ばらつき範囲も色度スペックでx=プラスマイナス11/1000、y=プラスマイナス12/1000、光度スペックでTyp=プラスマイナス10%と従来比40%に狭小化した。これにより最短で翌日納入を可能とする短納期化を実現するとともに低コスト化を推進する。
一方、一般照明用ではJIS規格の5色(色温度2600?7100ケルビン)はもとより、より照明色範囲が狭い米ANSI規格の8色(同2700?6500ケルビン)への対応を図った。また規格外のハロゲンランプやキセノンランプ(同2400?2000ケルビン)、さらにはHIDランプ(同1万?8000ケルビン)の色温度をLEDで実現したほか、食品の照明で用いられているネオジム色の提供を可能とした。
車載用では、9日から中国・上海で開催される工業品展示会に出品。採用機器の現地生産化などの対応を強化する方針。同社では一連の取り組みにより同事業の規模拡大を図る。

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