ベルギーのソルベイは、ソルベイ・アドバンスト・ポリマーズを通じ、三菱ガス化学とバイオナイロンの共同開発を推進する。三菱ガス化学が開発したヒマシ油由来のセバシン酸とジアミンからなるバイオナイロンをベースに改良・発展させる。同ナイロンが有する高耐熱性を生かして、ソルベイ・アドバンスト・ポリマーズが扱うナイロンのラインアップ拡充を目指す。
三菱ガス化学が開発したバイオナイロンは、分子構造の最適化により結晶性を向上させ、280度C台の高い耐熱性を実現した。半面、融点は300度C以下とし、成形加工性の良さにも配慮してあるのが特徴となっている。
こうした特性を踏まえ、共同開発を通じて高耐熱性が求められる自動車部品などへの展開を図っていく考え。芳香族ポリアミドメーカーとして培ってきた両社が相乗効果を発揮することで、ナイロン事業の加速を狙う。
ソルベイは長年、三菱ガス化学からメタキシレンジアミン(MXDA)やMXナイロンを購入している。バイオナイロンでも共同開発を進め協力関係を深めていく。

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