NTN、滑り材にPEEK樹脂採用の軸受けを開発、耐摩耗性など向上

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 NTNは、PEEK樹脂を採用した軸受けを開発した。新製品は、焼結ブッシュの内径にPEEK樹脂系滑り材を0・5ミリメートル厚で射出成形したもの。従来のフッ素樹脂系を上回る低摩擦・耐摩耗特性と、5倍以上の耐焼付性を実現している。同社では、2011年度中の市場投入を計画しており、14年に年間2億円の販売を目指す。

 現在、高速・高荷重用途の樹脂滑り軸受けには、青銅粉末を焼結した鋼板にフッ素樹脂系の滑り材を含浸した製品が使われている。新開発の「ハイブリッドPEEK軸受」は、滑り材としてフッ素樹脂に代えてPEEK樹脂を採用。同社従来品に比べて摩擦係数を20%、摩耗量を50%低減するとともに、耐荷重性および放熱性の確保により耐焼付性の大幅な向上を実現した。
 今後、ルームエアコン用コンプレッサーの主軸軸受けをはじめ、AT・CVTトランスミッションの支持用軸受けなどを産業機械や自動車関連分野で展開していく計画。

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このページは、web staffが2010年10月28日 17:27に書いたブログ記事です。

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