SABICプラ、金属代替へ樹脂ギアの開発加速、設計プロセス改良

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 SABICイノベーティブプラスチックスは、樹脂ギアの開発を強化、金属代替を図る。スイスのソフトウエアメーカーであるキスソフトとの協力体制を構築、特殊コンパウンドを用いた高機能ギアの設計・開発を促進する。自動車、医療、食品サービスといった幅広い業界を対象に軽量で設計自由度の向上につながる樹脂ギアの特性をアピールしていく。

 樹脂ギアは、設計自由度の向上が図れるうえ、金属ギアよりも動作音が静かなため機械の低騒音化に貢献する材料として注目を集めている。ただ樹脂は、特性が温度によって大きく左右されることから、従来の金属ギアの寸法計算を樹脂ギアの設計に転用できないという課題を抱えていた。
 今回SABICプラでは、キスソフトの協力により、従来のトライ・アンド・エラーを積み重ねる開発手法から、強度や耐熱性、歯面摩耗といった有効な実証データに基づく開発に切り替える。SABICプラの特殊コンパウンドの特性データをキスソフトの計算ソフトウエアに取り込むことで設計プロセスの簡素化を図り、設計や市場投入までの期間短縮につなげる。
 まず、ガラス短繊維・長繊維、炭素繊維強化など8種の異なる特殊コンパウンドを使用した高機能ギアの検証を進めていく考え。静的曲げ強度や摩耗特性、無潤滑環境での弾性率に優れる高機能ギアを開発していくことで、医療や食品サービスといった幅広い業界を対象に普及促進を目指していく。

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このページは、web staffが2010年8月27日 16:39に書いたブログ記事です。

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