スターライト工業、CFRP製板状成形品を筐体・構造材に展開

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 スターライト工業は、炭素繊維強化樹脂(CFRP)製板状成形品の用途拡大を推進する。軽量・小型化や高剛性といった市場ニーズに対応して、各種機器の筐体や外板といった構造材用途などで潜在需要の掘り起こしを進めるもの。同社製品は、多様なクロスデザインによりニーズに応じた物性の調整が可能。その品質の高さから、製紙分野では異物除去ブレードなどとして高い採用実績を有する。同社では、用途分野の拡大を通じて同製品のさらなる成長を目指す。

 同社は、熱硬化性および熱可塑性樹脂の両方を取り扱うプラスチック成形加工メーカー。熱硬化樹脂では圧縮成形やロール巻き成形、連続積層成形といったさまざまな加工法に対応するとともに、材料開発や金型技術をベースにした製品開発を推進。また、2次加工についても必要に応じて自動化設備を自社開発するなど独自技術を軸に事業を展開している。
 用途展開を推進するCFRP「ドクターブレード」は、含浸・積層・成形に関する独自ノウハウにより製品化した板状成形品。カーボンクロスはCF製とコストパフォーマンスに優れたCF/GF製の2種類を用意しており、さまざまなクロスデザインにより用途に応じた製品の供給を可能としている。すでに製紙の抄紙工程におけるロールの異物除去ブレードや通紙時の巻き込み防止板向けでは業界トップの納入実績を有する。
 同社では、プリプレグおよび完成品ともに独自の成形機による一貫生産体制を構築しており、保有する技術ノウハウをベースに最終製品を見据えた効率的な製造プロセスの提案も可能。新規用途としては、軽量性や耐食性、耐摩耗性、高剛性といった特性から筐体や構造材用途などが有望とみており、自社の強みを活かした取り組みを推進していく。

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このページは、web staffが2010年4月12日 18:29に書いたブログ記事です。

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