スターライト工業、NBR系の新規ゴム材開発、難燃性優れ着色可能に

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 スターライト工業は、難燃性に優れるゴム材料を開発した。新ゴム材料は、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)にフェノール樹脂とノンハロゲン系難燃剤を配合したもの。難燃性に優れるフェノール樹脂の採用により従来材に比べて難燃剤の添加量を削減することで、ゴム物性を維持しつつ酸素指数29・4以上の高難燃性を実現した。また、補強剤にカーボンブラックを使用していないため着色可能といった特徴をもつ。現在、鉄道車両材料として用途開拓を進めており早期採用を目指す。

 同社はフェノール樹脂成形品の製造からスタートし、現在は多様なエンジニアリングプラスチックを手掛ける摺動部材および制動部材の精密成形品メーカー。開発した難燃ゴム材料は、難燃剤として合成樹脂のなかで耐熱性や難燃性に優れるフェノール樹脂を採用したのが特徴。従来のホワイトカーボンを使用した難燃ゴムに比べて添加剤の配合量を削減することで、ゴム物性と難燃性を高い次元で両立しており、カラーバリエーションの拡充などを進めることで本格的な用途展開に乗り出した。
 現在、難燃グレード(SLY?70F)と高難燃グレード(SLY?70HF)の2種類を用意。このうち高難燃グレードは引っ張り強さ6・8メガパスカル、伸び522%、圧縮永久歪み性42%の物性を有しつつ酸素指数31・3と優れた難燃性を実現しており、難燃グレードとともに鉄道車両材料燃焼試験において極難燃性の判定を取得している。
 ユーザーニーズに応じて材料の硬度をA70レベルからA90レベルの範囲で調整できるほか、型(圧縮)成形や押出成形にも対応可能。現在、鉄道車両に使われるゴム部材として実用化を進めているが、建築などの他分野でも意匠性を生かした用途展開が見込まれる。

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このページは、web staffが2010年3月29日 17:45に書いたブログ記事です。

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