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2016年06月01日 前へ 前へ次へ 次へ

Society5・0 G7で世界に発信 未来の姿、結果で示す

 ▲島尻 安伊子 科学技術政策担当大臣

 伊勢志摩サミット(G7先進国首脳会議)に先駆け、5月15~17日に茨城県つくば市でG7科学技術大臣会合が開かれ、「つくばコミニュケ」(共同宣言)が採択された。多彩な人が科学技術イノベーションを生み出し、その果実を誰もが享受できるインクルーシブ・イノベーションなどが提唱されたが、それとともに世界に発信されたのが、わが国が示す未来の姿「超スマート社会(Society5・0)」。議長を務めた島尻安伊子科学技術政策担当大臣は「結果を出していくことで理解は進んでいく」と、国内外への"浸透"に自信を示す。
 科学技術イノベーションが目指すべきは、人類が直面している地球規模の課題の解決。なかでも、「先進国と発展途上国との格差を解消するために日本を含めた先進国が具体的に何をすべきかだ」と島尻大臣は語る。
 今年度から政府の科学技術政策の柱である第5期科学技術基本計画がスタートした。世界で最もイノベーションに適した日本を目指す。「国民の理解を得た上で政府研究開発投資を増やしていく」ことが必要」であり、そのためにも「科学技術政策そのものもイノベーションを起こさなければ」と自らに言い聞かせる。
 イノベーションの牽引役の一つが化学技術。"省・蓄・創"エネルギーに代表されるように、その重要性は増す。第5期計画では、ナノテクノロジー・材料、従来の延長線上にない革新的な構造材料など、日本が世界で強みを発揮できる分野を加速させる。「トップランナーとして日本の研究開発全体を引っ張っていく」ことが期待される特定国立研究開発法人に移行する理化学研究所、産業技術総合研究所、物質・材料研究機構においても、化学は重点領域だ。
 女性の立場からも「化学技術は暮らしのなかで役立っている」とし、「人々に驚きや喜びを与えることができるのも化学の魅力の一つ。これからも日本の化学産業は世界の人々を笑顔にしていってほしい」とエールを送る。ただ、化学の有用性について「もっと分かりやすく伝えていく必要はあるのでは」と指摘する。
 島尻大臣にとってライフワークになりつつあるのが"リケジョ(理工系女子)"。今年1月の沖縄に続き、科技大臣会合の前日に東京で行われたシンポジウム「理工系女子の未来を考えよう」でも熱い思いを語った。今後のイノベーション創出で多様性(ダイバーシティ)は不可欠であり、科学技術でも女性の一層の活躍が期待されている。「一人でも多く活躍できる環境づくりは地道だが、一つひとつ結果を出していくことが大事」という。
 G7科技大臣会合では、流暢な英語を駆使して議長の大役を果たした。出席した7カ国・地域の大臣・代表8人うち、女性は島尻大臣を含めて6人で、「もちろん、ランチでは女子トークはありましたよ」と笑みを浮かべる。絆もかなり深まったようだ。

 【Society5・0】「狩猟社会」「農耕社会」「工業社会」「情報社会」に続く第5の波「超スマート社会」を実現するための社会変革の取り組み。科学技術イノベーションが先導する新たな社会のイメージで、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などが本格的に社会実装される。第5期科学技術基本計画で日本が世界に先駆けて実現を目指すことが盛り込まれた。


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