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2016年04月28日 前へ 前へ次へ 次へ

酒は百薬の長に非ず

 豪州の国立薬物研究所で健康への飲酒の影響を研究論文から調査したレポートがJournal of Studies on Alcohol and Drugs3月号に掲載された。結論は適量な飲酒が生存期間に利益をもたらすことはない、というものだ▼私を含め「酒は百薬の長」を信じたい人は数多いらっしゃると思う。当然、科学的データを持ち出しての反論がある。私も反論したいが、その材料がない。個人の経験、といったところで深酒すれば酔いに身を任せ、適量といったところで何が適量なのかなどわかりはしない▼10年ほど前にアルコールの学会で難しい話を聞いた。細菌にとってもアルコールは毒。飲酒で殺された細菌が宿主を恨みながら毒素を漏らして呑兵衛の腸から肝臓に至り体調を狂わせる、といった話だった。発表終了後に懇談。ドクターの方々は適量は1合だ、いや2合だといいながら、できるだけ飲める量の多いデータを探し回る。でも、がんの罹患率をみるとやっぱり少ない方が、というドクターのお代わりのペースも速い▼健康にプラスは証明されなかったが、健康を害するとも書いていない。当たり前に過剰摂取の悪を説く。適度となれば個々の差が生ずる。他人の例より、自分の例が必要だろう。抑制的に、と思いながら人体実験さながらに酒杯を重ねた。


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