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2016年03月29日 前へ 前へ次へ 次へ

「ゼロ」、この不思議な数

 0(ゼロ)は不思議な数だ。算術では0で割る計算、いわゆるゼロ除算は意味のないものと位置付けられている。あえて答えを求めれば「無意味」である。かけ算では、全ての数に0をかけると答え(積)は0となるから、ゼロ除算の答え(商)はその反対に「全ての数」としても良い気がするが、それもダメらしい▼会話において、「なんでも良い」は0に匹敵する言葉だ。何が食べたいかと聞かれ、つい口をついて出てしまう「何でも良い」などはその典型例だろう。相手の好みに配慮したつもりで、あるいは決定権を渡す気持ちでいうのだが、厳密に考えれば「食べなくても良い」の意まで含んでおり、大変失礼な言葉といえる。「栄養が摂れるなら、何でも良い」は0を排除できるが、より相手を怒らせてしまう▼休日にテレビをつけると、他人の失態についてああでもない、こうでもないと議論している。そのような議論を続けても、何も生み出しはしないと感じる。ところが、大局的にはどうでも良いこと、あるいは答えの出ない問題に関心が集まるのが人の世だ▼職場の会議では、問題の本質とは関係のない、個人の感想を聞かされることが多い。何でも良いから前向きなアイデアを出せ。つい、そういいたくなるが、それではまるで0と0の計算のようになってしまう。正の数を導かねばと反省する。


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