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2016年03月10日 前へ 前へ次へ 次へ

ゴルフ「反」マナー論

 「マナー」が大切、厳しいと聞かされていたので、初めてコースに出たときは緊張したものだ。今でも後ろの組に追いつかれそうになると、それだけであたふたしスコアどころでなくなる。もちろんゴルフの話だ▼ただ内心ではゴルフの「マナー」などたいていは当たり前以上のものではないと思っている。他の人に迷惑をかけたり邪魔をしたりなどはすべきでないが、それは何事も同じでゴルフに限ったことではない▼しかしゴルフでは、他のスポーツであまり問題にならないことが「マナー」違反となる。なかでも一番変なのはやはり服装だろう。シャツの襟の有無にしろ短パンの際の靴下の長さにしろ、どうでもいいではないか▼まあ、世の中にはほかにも「ドレスコード」なるものが存在する。高級料理店とかその昔のディスコとか。共通するのは「気取りたい」ということだろう。確かに奮発してフランス料理に彼女を誘ったとき、Tシャツにサンダル姿の客がいたら興ざめする気持ちもわからぬでもない。しかし、結局これも気取り、あるいは妙な選良意識に基づいた感情に過ぎぬのではないか▼「紳士」のスポーツたるゴルフではそれにふさわしい服装をすべきなどという人を見ると、服装の乱れが不良の一歩などと主張する頭の固い校長先生のようだと感じてしまう。


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