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2015年12月10日 前へ 前へ次へ 次へ

画期的新薬、高薬価と医療財政のジレンマ

 今年発売されたばかりのギリアド・サイエンシズのC型慢性肝炎治療薬「ハーボニー」「ソバルディ」が薬価再算定を受ける可能性がある。来年4月の診療報酬改定に向けた中央社会保険医療協議会(中医協)において両剤の市場拡大再算定を適応すべきとの意見が出されたためだ。発売後半年もたたずに、というのはいかにも性急な話だ▼ちなみにハーボニーの薬価は一錠8万円強、12週間という治療期間の薬剤費合計が670万円強になる。米国では1000万円を超える価格であり、それに比べれば安い。とはいえ、高価格であるがゆえに、薬価算定時にも異論が出され、16年度改定時には薬価算定方式の見直し議論が必要という議論があった▼同剤が画期的だったのはC型肝炎を完治できることだった。多くの患者が同剤の発売を心待ちにしていた状況を無視できない、との判断が議論を収束させた▼米国でも最近の高価格医薬品問題が大統領選に影響することがあり得る。クリントン候補は、医薬品価格に介入しようとしている。1000万円を上回る高額医薬品が次から次に生まれている。欧州でも同様の状況で、高額であるがゆえに保険償還対象にならない薬剤もある▼治療効果だけ考えれば患者要望に応えたいが、医療財政の破たんも防ぎたい。ジレンマへの回答が欲しい。


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