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DSMジャパン 中原雄司氏 「新規事業の開発拠点に」
▽ DSMは新事業の創出に積極的です。
「ニュートリションや機能性食品原料などのライフサイエンス、エンジニアリングプラスチックやファイバーなどのマテリアルサイエンスは、それぞれの市場で強固なポジションを固めている。さらに2つの領域を融合した事業を育成・強化している。バイオメディカルはその1つで、人工骨、脊椎を代替する素材、縫合糸などを米国で立ち上げており今後、日本でも、さらに事業展開を加速していく」
▽ 日本には、どのような可能性がありますか。
「日本には100歳以上の方が5万人以上、80歳以上の方が1000万人以上いる。欧州の一国に相当する人口が、この年代の方々で巨大な市場でもある。従ってDSMは、高齢化社会に即したソリューションを提供することで日本でさらに成長していくことができる。こうしたアクティブシニアをサポートするバイオメディカルの領域、健康寿命を延ばすことに貢献するビタミン、カロチノイド、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、酵素などの多様な製品群の成長を期待する」
「アクティブシニアをサポートする事業に加え、エンジニアリングプラスチックなどの既存事業も、さらに成長していく。例えば自動車の国内生産は大きくは伸びないものの、日本の自動車メーカーの海外生産は年8%程度伸びている。素材や部材などのスペックインは日本で行われる。実際、自動車関連でいえば、日本の事業規模を100とすると、日本のDSMグループの活動によって創出した海外事業の規模は50の水準にあり、日本のチームがDSMグループの売り上げに多大な貢献をしていることは明らかだ」
「自動車関連のほか、電子・電気でも日本における事業活動を通じて海外事業を拡大している。さらに将来は、食品関連でも日本の活動が日本以外の市場におけるDSMの成長に貢献していくことができると思う」
▽ 日本で成長していくためには何が必要ですか。
「投資が必要だ。人材、さらにラボ機能の拡充によって事業の成長に向けたリソースを強固にしたい。日本は成熟した市場に見られがちだが、そうではない。DSMの日本における事業、そして日本のチームが創出した海外事業の売上高は円ベースで年率6%成長している。この成長を維持し、さらに加速するための投資を具体化したい」
▽社員に期待することは。
「DSMの一員として、グループの方針を日本で実行することに加え、日本からグローバル企業であるDSMをリードするリーダーシップを発揮してほしい。当社は今年、創立から25周年を迎えた。幸い日本のDSMグループは豊富な人材を抱え、これまでの事業活動を通じて多様な経験と知見を積み重ねている。これにリーダーシップを加えることで、人的な基盤がさらに強固になる」
▽日本のDSMの将来像を、どう描いていますか。
「5―10年後に、日本のDSMがグループの人材やナレッジハブになっているようにしたい。日本を新規事業の開発拠点にすることも目指していく。また技術を通じて今の世代、さらに次の世代の人々に貢献する代表的な企業の1社としてのポジションを固めていたい」
(聞き手=高梨雅人)
【横顔】「技術で世の中の課題を解決する仕事に就きたいと思っていた」という。「『科学技術の英知=Bright Science』による『豊かな暮らし=Bright Future』の創出を一貫して追い求めている」DSMは、その思いを実現する舞台になる。大学時代は山岳部の部長で、今でも登山、山歩きが趣味。
【略歴】1993年東京大学工学部化学工学科卒、95年4月日揮入社。2003年9月マッキンゼー・アンド・カンパニー入社、13年2月ディー・エス・エム ジャパン取締役、同年3月DSM本社に出向。14年からDSMニュートリショナルプロダクツ本部勤務、戦略担当シニアバイスプレジデントとしてイノベーションおよびアニマル・ニュートリション事業部門のプロジェクトを推進。15年7月社長就任。東京都出身、46歳。