日付検索

2015年11月の記事を読む
2015年10月の記事を読む
2015年9月の記事を読む
2015年8月の記事を読む
2015年7月の記事を読む
2015年6月の記事を読む
2015年5月の記事を読む
2015年4月の記事を読む
2015年3月の記事を読む
2015年2月の記事を読む
2015年1月の記事を読む
2014年12月の記事を読む
2014年11月の記事を読む
2014年10月の記事を読む
2014年9月の記事を読む
2014年8月の記事を読む
2014年7月の記事を読む
2014年6月の記事を読む
2014年5月の記事を読む
2014年4月の記事を読む
2014年3月の記事を読む
2014年2月の記事を読む
2014年1月の記事を読む
2013年12月の記事を読む
2013年11月の記事を読む
2013年10月の記事を読む
2013年9月の記事を読む
2013年8月の記事を読む
2013年7月の記事を読む
2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む

ニュースヘッドライン記事詳細

2015年10月23日 前へ 前へ次へ 次へ

モーターショーに こんなクルマを

 来週末から東京ビッグサイトにおいて第44回「東京モーターショー」が開催される。今回のテーマは「きっと、あなたのココロが走り出す」。世界11カ国から160社が参加し、フィアット・クライスラーグループの3ブランド「アルファロメオ」「フィアット」「ジープ」やメルセデスの「マイバッハ」も復帰。前回2013年の90万2800人を上回る来場者を目指している。
 人類は車輪や内燃機関の発明により、移動距離や輸送量といった物理的制約を乗り越えてきた。現在では自動車は、社会インフラに不可欠の構成要素として豊かな暮らしを支えている。またライフスタイルの質的向上に貢献。クルマを選び、所有することが個人のステイタス・自己表現の手段になるなど、移動のためという機能以上の意味をもたらしてきた。
 モビリティー社会が新興国を含めた全世界へ広がるなかで、自動車産業は地球環境保護という新たな制約に直面することとなった。これまでの化石燃料の燃焼によって動力を得るという仕組みでは、走行中にCO2を排出せざるを得ない。自動車のの普及拡大が地球温暖化を加速するとして、各国政府は燃費規制を強めている。
 自動車各社は、CO2排出のない電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)の開発・実用化によって、新たな制約を打開しようとしている。わが国はEV、プラグインハイブリッド車(PHV)の累計販売台数が今年1月末時点で約11万台と世界第2位の保有国。量産販売の始まったFCVでは、トヨタ自動車が20年に3万台以上とする目標を掲げる。
 東京モーターショーは、一般消費者にこうした次世代環境車をPRする貴重な場。分散電源やスマートハウスとの連係といった社会インフラとしての有用性が注目されるが、次世代環境車だからこそ実現可能なクルマの未来も提示してもらいたい。
 なかでも小型・軽量・低燃費といった昨今の風潮とは一線を画した、一般消費者が欲しくなるようなコンセプトカーを見せてほしい。例えばFCVにおいても、走りを追求した高馬力のスポーツカーや重厚な造りの高級車、快適性を大幅に向上した大型のファミリーカーなどが可能ではないか。またEVでは、太陽光や風力、振動・熱電変換といった発電技術をフルに活用した、無給電走行可能なクルマというアプローチがあり得る。現在の技術水準で無理だとしても、実現のために必要な諸条件を含めて提案し、関連産業を巻き込むような大きなうねりを呼び起こしてほしい。


Copyright(c)2010 The Chemical Daily Co., Ltd.