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世界の化学トップ50社 利益率高い欧米 アジアと差開く
世界の化学産業は利益率の高い欧米、低いアジアの図式に分かれる。米国の化学誌C&ENがまとめた世界の化学企業の業績ランキング「グローバルトップ50」によれば、欧米大手化学企業が各社2ケタを上回る営業利益率を計上しているのに対して、アジア企業は信越化学が14.8%の利益率を出しているほかは、日本、韓国、台湾など軒並み1ケタの利益率にとどまっている。なかでも中国石油化工(SINOPEC)は化学部門の営業利益は赤字となるなど、石油化学事業の収益性の低さが目立っている。
このランキングはC&ENが2014年の各社の業績をもとに、化学事業を対象として収益規模を比較している。売上高トップは昨年に引き続きBASF。786億9800万ドルだが、これには石油・ガス事業は含まれていない。14年の同社の化学事業の売り上げは全体の80%弱。2位は昨年3位だったダウ・ケミカルで581億6700万ドル。同社の化学事業比率は100%。前年2位だったSINOPECは前年比4.6%の減収で579億5300万ドルにとどまり3位となった。4位はSABICの433億4100万ドル、5位はエクソンモービルで381億7800万ドル。
日本企業では三菱ケミカルホールディングスが263億4200万ドルで11位。これには田辺三菱製薬の売り上げなどが含まれていない。次いで住友化学18位(化学事業比率79.3%)、三井化学19位(同100%)、東レ21位(同89.4%)などが上位にランクインしている。トップ50には信越化学工業、旭化成、DIC、東ソーなども入っている。
利益面でみると、欧米と日本を含むアジア勢の収益力の差が目立つ。売上8位のデュポンは営業利益率が20%を超えており、同10位のバイエルも17%近い利益水準にある。売り上げ首位のBASF、2位のダウ・ケミカルとも営業利益率は2ケタを計上している。
これに対しアジア勢は押しなべて利益率が低い。売り上げで6位の台湾プラスチックスの営業利益率は4.3%、同11位の三菱ケミカルホールディングスも3.3%にとどまっている。韓国勢ではLGが7.7%と比較的高い利益率となっているが、ハンファは1.8%、ロッテケミカルも2.4%と低い。
企業数が数が多く、中国を中心に競争が激しいアジア市場の情勢を反映している。
アジア勢で最も営業利益率が高いのは信越化学で売上高対比で15%に迫る。このほか、タイのPTTグローバルケミカルが10.9%と2ケタ利益を計上している。
トップ50のなかで営業利益率が最も高いのは、産業ガスメーカーのプラックスエアの31.8%。次いでSABICの27.8%、リンデの27.4%となっている。トップ50に入っている産業ガス企業4社は、すべて営業利益率が2ケタとなっている。
【写真】信越化学の収益力を支えるのは米国子会社のシンテック(ルイジアナ州プラクマン工場)