日付検索

2015年10月の記事を読む
2015年9月の記事を読む
2015年8月の記事を読む
2015年7月の記事を読む
2015年6月の記事を読む
2015年5月の記事を読む
2015年4月の記事を読む
2015年3月の記事を読む
2015年2月の記事を読む
2015年1月の記事を読む
2014年12月の記事を読む
2014年11月の記事を読む
2014年10月の記事を読む
2014年9月の記事を読む
2014年8月の記事を読む
2014年7月の記事を読む
2014年6月の記事を読む
2014年5月の記事を読む
2014年4月の記事を読む
2014年3月の記事を読む
2014年2月の記事を読む
2014年1月の記事を読む
2013年12月の記事を読む
2013年11月の記事を読む
2013年10月の記事を読む
2013年9月の記事を読む
2013年8月の記事を読む
2013年7月の記事を読む
2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む

ニュースヘッドライン記事詳細

2011年05月17日 前へ 前へ次へ 次へ

喪失・廃棄される世界の食料

 世界の人口は、今年70億人の大台をうかがう様相だ。人口増は1分で137人、1日20万人、そして1年で7000万人。1年で6000万人が死を迎え、1億3000万人が生を受けるという▼人口の増加は、食料需要を引き上げる。しかし、世界の食糧生産基地は表土流出などの問題を抱え、増産に応えられる状況ではない。食料価格の上昇に歯止めがかからないのも新興国を中心とした旺盛な需要を背景にしている▼国連食糧農業機関(FAO)の「世界の食料損失と食品廃棄物」によると、世界で毎年、生産される食料のほぼ3分の1、13億トンが生産過程で喪失・廃棄されているという。先進国、開発国ともほぼ同量で、それぞれ6・7億トン、6・3億トンの喪失・廃棄量である▼もっとも、その内容は大きく異なる。開発国では喪失が深刻な問題。不適切な収穫技術、収穫後の貯蔵・冷却設備などサプライチェーンの整備の遅れや、市場情報不足によってムダが生じている。一方、先進国では十分に食べられる食料が廃棄される。その総量は、年間2億2200万トンに上る▼FAOは、ここで経済的に避けられる食料のロスや廃棄を削減する提言を行っているが、グローバルな食料供給網の効率をいかに向上させるかがカギだ。食料危機の回避は、まさに地球的課題である。


Copyright(c)2010 The Chemical Daily Co., Ltd.