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IPFに期待したい先端技術の出展
「国際プラスチックフェア(IPF)2011」が今秋、千葉市の幕張メッセで開催される。3年に1度のサイクルで開かれるIPFは、プラスチック・ゴムの国際的な総合展示会で、回を追うごとに海外からの来場者が増加傾向を示すなど、極めて国際色の濃い見本市である。世界の精密プラスチック部品市場をリードする日本の機械メーカーによる新製品やハイテク技術に期待したい。
国際プラスチックフェア協議会が主催するIPFは、ドイツの「K」、米国の「NPE」と並ぶ、世界3大プラスチック関連総合展の1つ。会期は10月25-29日までの5日間。2008年の前回は993社、6万6000人以上の来場者があった。中国、台湾、韓国をはじめとした海外企業の展示もあり、今回も盛況が予想される。なかでも射出成形機業界にとってIPFは「新規顧客の開拓の場」と位置付けられており「単なるトレードショーではなく、ビジネスの場である」との意識が定着している。
前回のIPFはリーマンショック直後の開催となり、09年は歴史的な需要の激減に見舞われた。射出成形機を中心とするプラ加工機械の生産台数は、リーマン前までは月間1400台ほどだったが、09年春は同500台を割り込む。各社はコスト削減とリストラに追われ、長いトンネルに入る。10年にようやく同1000台まで回復し、ほぼリーマン前の水準に戻った格好だ。過去3年間は、ジェットコースターのような需要の浮き沈みを経験したプラ加工業界だが、一方でこの間の技術革新には目覚ましいものがあった。
ノートパソコンや薄型テレビの普及、電気自動車の開発競争の激化、インターネットの爆発的な伸長、携帯電話の高機能化・小型化、スマートフォンの世界的ヒットなどが相次ぐなか、これらの製品に内蔵される小型プラ部品の製造に、日本のプラ加工機械が欠かせない。
日系メーカーでは、ファインピッチ対応のコネクターをはじめ、液晶画面ディスプレイ(LCD)向け導光板などで世界市場を独占している。ユーザーのプラ部品に対する高機能化・精密化ニーズは今後、さらに増す勢いで、日系企業による開発競争は激化するだろう。一方、海外メーカーもこうしたハイテク分野をターゲットとしてプラ加工機械で日本勢への追い上げを狙っているようだ。
今年のIPFでは、世界初公開となる新製品が多数発表される見通しという。顧客の高付加価値ニーズが強まるなか、精密プラ部品市場をリードし、各国から注目される展示会として期待したい。