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カジノを誘致したシンガポールの決断
シンガポールがカジノ誘致を決断するまでにはさまざまな議論があった。政府内の意見も大きく分かれていたようだ。カジノ導入決断の理由は1つ。雇用の促進だ。アジア通貨危機、ITバブルの崩壊と同時多発テロ「9・11」、さらには新型肺炎「SARS」によって、同国は経済開発に乗り出した後、最悪の失業率に苦しんでいた。「賃金は上がらず、雇用も増えない」という情勢のなかで、苦渋の決断としてカジノがあった▼狙いは当たった。同国への観光客は増え、ツーリズム産業は潤う。一時5%を超えていた失業率は、直近では1・9%まで改善している▼資源なき小国のハンデを克服するため、同国がとってきた施策はダイナミズムの一言に凝縮できる。官僚トップ自らが動いて戦略をたて、誘致を実現する。化学産業誘致政策ひとつをとっても、明確な目標とぶれない方針がある。もちろん、カジノ誘致はいいことばかりではないし、これまでも本音はやりたくない施策も複数あったようだ▼政権交代から20カ月。わが国政府は雇用の確保、格差社会の是正など直面する課題の克服に道筋すらつけられないまま東日本大震災、原発事故の対応に追われている。被災者だけでなく、国民のフラストレーションは相当だ。成長戦略も含めて政治のダイナミズムがほしい。