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2011年04月22日 前へ 前へ次へ 次へ

世界へ環境技術アピールの機会に

 第14回上海国際モーターショーが開幕、今月28日まで開催される。2015年に2500万台まで生産を拡大、世界のどの国も経験したことがない未曾有の自動車大国へ突き進み始めた中国。急成長市場の未来を見据えたグローバルな自動車展示会・ショーとして、内外関係者の関心も非常に高く、期間中に全世界から約70万人の参加者が見込まれている。
 中国は米国、日本を抜き去り、世界最大の自動車生産大国となった。欧米、日本、韓国などの主な自動車メーカーが、こぞって同国で生産や販売を強化、そしてシェア拡大を狙っている。さらに近年、急速に力をつけてきた現地の民族系自動車企業も存在感を高めており「中国は、まさにグローバルプレーヤーが入り乱れる真の自動車競争市場」(上海モーターショー関係者)となっている。
 中国は経済成長と、深刻になっている環境問題の解決を両立させるという国家発展目標に掲げた第12次5カ年計画で打ち出した。膨張を続ける自動車分野も例外ではなく、欧州の自動車排ガス規制「ユーロ4」以上といわれる厳しい規制の導入を検討するとともに、北京や上海を中心とする大都市部で公共車両に電気自動車の導入を計画している。また、交通渋滞による経済的損失の回避から、上海では夕刻時など上海以外のナンバー車両の市内への入車規制の動きも始まっている。
 開催された上海モーターショーには、トヨタ自動車をはじめ主要日系自動車メーカーのみならず、デンソーなど部品大手各社も出展、エコカーなど戦略車から最新の技術や部品の発表を行っている。かつて日本は自動車産業の発展によって発生した大気汚染や騒音問題など諸問題を官民一体となって対応し、一定にクリアした経験がある。
 中国は自動車にとどまらず様々な業界が高度経済成長の真っ只中にある。鉄道や道路などインフラ整備から、商業施設や住宅・マンション建設など日本の高度経済期に見られた光景が中国全土で繰り広げられ、その経済的インパクトは日本を圧倒的に上回るスピードで進展している。半面、無軌道な経済成長で引き起こされる深刻な環境問題に中国も向かい合い始めた。
 自動車の環境技術は、日本が世界をリードする先進技術の1つであり、拡大を続ける中国の自動車産業も環境がキーワードになりつつある。こうした中で開幕した上海モーターショー。日本の環境技術が注目され、ビジネスチャンスが確実に広がっていく分野だけに、モーターショーを通じて日本の自動車関連企業のプレゼンス向上を期待したい。


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