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シンガポールでも広がる風評被害
シンガポールはアジアにおける日本食ブームのきっかけになった国である。そのパイオニアが野川義夫氏。1978年に独立して、目抜き通りのビルの一角に「寿司野川」を開いた。日本に始まった経済成長がシンガポールを含めた四つの竜と呼ばれた国・地域にも広がり始めた時代だ▼以来30有余年、シンガポールに日本料理店は数限りなくある。多くの店が刺身を供し、日本びいきのシンガポール人だけでなく、健康食としてもブームは空前と言っていいものがあった▼ところが、福島原発事故は、飛行機で7時間のこの地にも及ぶ。1つは魚の入手、もう1つが過剰反応による客の激減だという。シンガポール人の知人は「シンガポール人は過剰反応しすぎるところがある。落ち着いてくれば、客は戻る。私は刺身を食べました」▼こうした声がマジョリティであってほしい。もう少し冷静な対応も望みたい。ただ、原発事故の処理に長期化が予想され、風評被害も拡大する可能性は否定できない。刺身に頼らない料理を提供して凌ぐという店もある。日本食は幅広く、奥が深い。今こそそうした日本食の奥行きを海外に知らせるチャンスと捉える挑戦にも期待したい▼だが残念ながら、日本食のブームを呼び戻すには時間がかかろう。政府のやるべき仕事は山ほどある。