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2011年04月19日 前へ 前へ次へ 次へ

命をつなぐ臓器移植

 大震災に続く余震群発、そして原発事故の混乱と世情が落ち着かない中で、臓器移植の大きな一歩が踏み出された。2009年に成立、昨年7月の改正臓器移植法の全面施行から9カ月、改正の焦点の1つだった「15歳未満」のドナーからの臓器提供である▼ドナーは、関東甲信越地方の病院に交通事故による頭部外傷で入院していた10代前半の男子。心臓は拘束型心筋症の10代の男性へ。「18歳未満の提供者からの臓器提供は、18歳未満を優先」という国の基準が初めて適用された。ドナーの両親は搬送容器に折り鶴を添え、手術の無事を祈る言葉を記したらしい▼また肝臓(20代男性)、腎臓(60代男性)、両肺(50代女性)そして片方の腎臓と膵臓(30代女性)がそれぞれ移植された。手術を担当した医師の1人は「命をつなぐことができた」と感慨深く語っている▼手術はすべて成功した。「息子は将来、世の役に立つ仕事をしたいと言っていた。臓器提供は、その思いに沿うものと考えた」という両親の思いはずっしりとした重さがある▼改正臓器移植法では本人の「提供しない」という意思表示がない限り、家族の承諾があれば臓器提供が可能になる。ちなみに「意思表示カード」の所持率は8・4%(08年内閣府調査)だ。「命をつなぐ」歩みを、しっかり見つめたい。


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