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東日本大震災 サウディ石化 EG緊急輸入 震災支援 中国向けなどを日本に
サウディ石油化学(SPDC)は、東日本大震災によって国内のエチレンオキサイド・エチレングリコール(EOG)生産量が大幅に縮小したのを受け、エチレングリコール(EG)の日本向け供給を増加させている。緊急措置として中国向けなどの玉を日本向けに振り向けているもので、品不足が懸念されるPETボトル向けをはじめ広範な用途に支援供給している。ナショナルプロジェクトとして発足した経緯もあるだけに、「恩返しも含めて最善を尽くす」(金森廣社長)考え。
SPDCは、日本とサウジアラビアとのポリエチレン(PE)、EG合弁であるイースタン・ペトロケミカルズ(SHARQ)の日本側出資主体。国際協力銀行のほか、三菱商事、三菱化学をはじめとした多数の民間企業が出資している。昨年には、エチレン130万トン、PE80万トン、EG70万トンの第3次拡張を完了、総能力をエチレン245万5000トン、EG137万5000トン、PE155万トンとして、世界屈指のPE、EGメーカーとなった。
そうしたなか今回の震災でEOGは、三菱化学・鹿島、丸善石油化学・千葉が生産停止に追い込まれたほか、日本触媒・川崎も低ロードを余儀なくされたことで、一時的に国内全能力の3割しか稼働できない状況となった。一方で、ボトル、繊維をはじめとした大口需要家は比較的西日本に多く、供給懸念が顕在化している。
このためSPDCでは、サウジ側や客先と調整を進め、EGの緊急輸入を進めている。通常は日本向け販売は年数千トン程度だが、中国など他の国へ出荷する分を急遽、日本向けに融通するなどの措置をとっている。既存の顧客への安定供給も図らねばならないため、あくまで緊急的措置となるものの、「これまでお世話になった日本メーカーなどへの支援をできるだけ図っていく」(同)方針。
(了)
【写真説明】