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2011年04月11日 前へ 前へ次へ 次へ

東日本大震災 クボタシーアイ、復興需要へ管材製品の緊急対策、電力制限見据え在庫拡充

 クボタシーアイは、東日本巨大地震の被災地における復興需要と夏場の電力制限を見据え、パイプや継手などの管材生産の緊急対策を打ち出した。5月の大型連休の短縮や西日本での稼働率向上などを骨子としたもので、当面、計画停電がないと見込まれる東日本の拠点においても設備稼働率を引き上げて在庫を拡充する。足元は一部原材料の調達に懸念はあるものの、概ね解決できるものとみており、今後、復興需要が本格化しても、「業界全体としてみれば十分出荷対応できる」(土和広取締役)見通しだ。
 同社は今回の震災により、栃木工場(栃木県)の押出成形機の混練設備が大きなダメージを受けたほか、各地の物流ヤードなどが被災した。主力の小田原工場(神奈川県)も一部震災の影響を受けたが翌日には再稼働している。栃木工場もオレフィン系の樹脂管は3月20日から再稼働し、足元では一部の特殊塩ビ管生産設備を除く全設備が復旧した。宮城県の物流ヤードも3月11日に竣工したばかりの新拠点を活用する方針で、すでに引き取り客向けの対応を始めており、4月中旬には配送対応も開始する。
 復興需要が高まってきているが、引き合いには概ね応じられている。3月10日からの塩ビ樹脂の値上げを前に2月から各拠点で稼働率を引き上げて在庫を積み増していたことも幸いした。被災地向けを優先したことで一部被災地以外で納入遅れが発生したが、それも早晩解消できる見込み。国内では塩ビ樹脂プラントが複数停止しているうえ、大手メーカーの定修も重なり、調達に若干の遅れが発生し、7日から小田原や栃木の稼働率を40~70%へ引き下げたが、通常、4月の管材需要は低水準のため、復興需要が拡大しても供給不足が起こる可能性は低いとしている。
 足元は仮設住宅向けに、給水用やガス用ポリエチレン(PE)管の出荷が急増。「3月は平年の出荷量に比べて1ケタ多い引き合いが来た」(同)という。電線ケーブル保護用や排水用の塩ビ管も出荷の拡大が見込まれる。そこで同社は5月以降、当面は計画停電が発生しない前提で、西の九州クボタ化成(福岡県)、堺工場(大阪府)に加え、小田原、栃木の2工場でも稼働率を100%に引き上げる方針。さらに堺以外の3工場はゴールデンウィーク休暇の一部を電力制限が見込まれる夏場に振り替え、在庫を積み増して今後の需要増に備える。九州拠点は夏場もお盆休暇返上で、連続操業を続ける。


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