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2011年04月07日 前へ 前へ次へ 次へ

阪神大震災を上回る生産への打撃

 阪神大震災が発生した1995年1月17日、カネカ社長だった古田武さんは兵庫県高砂の主力工場に公衆電話をかけた。なかなか電話が通じず、長い電話の列の後ろに回ってかけ直し、ようやく大きな被害がないことを確認したという▼あれから16年以上、携帯電話やメールなど通信手段は格段に整備されたにもかかわらず、東日本大震災では情報の不足に不満が噴出している。原発事故の情報は最たるものだが、あの阪神大震災と比較できないほどの被害、影響の広がりを示している▼阪神大震災は神戸を中心に都市を破壊したが、生産活動への打撃は限定的だった。カネカ高砂など神戸以西や大阪地区の生産拠点の被害は比較的軽微だった。95年1月の鉱工業生産は前月比2・6%低下したが、2月からは3カ月連続で上昇した▼3月の地震発生後、国内生産を停止していた自動車会社は操業再開に動き出した。ただ、部品だけでも3万点、それに必要な材料などを含めたサプライチェーンの全容を把握することは容易ではなさそうだ▼経産省は被災企業の直面している状況に配慮して「無理に生産実績の提出を求めない」ことにした。今でも阪神大震災の傷跡は完全に消えていない。今回の復興までの道のりは想像を絶するが、長期戦を覚悟して粘り強く取り組むしかない。


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