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東日本大震災食品包材、グレード削減進む 食品メーカーの品種絞り込みで
食品メーカーが、食品類の品種簡素化を進めていることを背景に、包装材料メーカー(コンバーター)の生産効率が高まっている。食品によっては、数十種類あった類似商品が数種類に絞りこまれれるケースもあり、これが包装材料のグレード削減と供給安定化に貢献している。食品包材は、震災の影響により需給バランスがタイト化しているが、品種の絞り込み効果により当面の供給が確保されることになりそうだ。
食品包材は、いぜん関東以北の地域で供給力に制限がある。震災後1カ月近くが経過し、基材フィルムや副原料の入手難については、被災地で再稼働の動きが進んでいるため震災直後に比べて緩和されている。ただ、一部の材料についてはなお、入荷の見込みがたたないものもあるという。
一方で食料品は、一般消費者の買いだめの影響もあり、震災前に比べて需要量が減少していない。このため、食品包材についても全般的に需給タイト観が強い状態が続いている。コンバーターによっては、食品メーカーの要求する納期を守れないケースもあり、需要家に対し余裕をもった発注を要請している。
こうしたなかで食品メーカーは、自社の生産する食品について類似品の生産を抑え、売れ筋の定番商品の増産を図ることで物量を確保する動きが進んでいる。また納豆など食料品の一部については、関連する生産者が被災地域周辺に集中していることなどから、日本全体として店頭に並ぶ商品の種類が絞り込まれているようだ。
こうした動きが、包装材料のグレード削減に直結し、コンバーターの生産効率を向上させる効果につながっている。埼玉県に拠点を持つコンバーターのケースでは、「生産品目が絞りこまれたことによって、今のところ震災前とほぼ同等の生産量を維持している」という。
一部の副資材の入手難なども、包材の生産効率化につながりそうだ。物量確保を優先する食品メーカーは、不足する原材料代替について、見栄えなど安全面以外の要求ニーズについてはハードルを下げる傾向にあり、生産効率を重視した生産体制が一段と強まりそうだ。