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東日本大震災試練の車用プラ加工企業、計画停電で供給不安定に
関東に拠点を持つ自動車用プラスチック製品の加工メーカーが、計画停電への対応に頭を痛めている。夏場に1日3時間の計画停電が実施された場合、自動車メーカーが求めるジャストインタイム(JIT)の部品供給は難しい情勢。自動車業界が正常な生産活動に戻っても、関東の部品メーカーがサプライチェーンから外される事態も想定されている。一律的な計画停電が、関東圏の企業を存亡の危機に立たせる可能性が出てきた。
自動車業界のサプライチェーンは、東日本大震災の発生から1カ月近く稼働停止状態にあり、プラスチック加工メーカーも自動車向けは休業状態が続いている。自動車生産は5月中旬から正常化に向かうとの見方が多いが、関東に拠点を持つ加工メーカーは計画停電の影響でサプライチェーンに復帰できない事態が想定されている。
自家発電設備を持たない加工メーカーは、1日3時間の計画停電が実施された場合、ライン停止のための準備作業や金型・機器の加熱作業などにより、その前後の数時間も実質的な生産活動が停止する。このため、生産活動の時間帯を夜中にシフトするなどの対応策を検討しているが、生産の計画性が著しく損なわれることから、JITでの製品供給は極めて難しい情勢だ。
業界内での生産受委託や、他工場への生産シフトもハードルが高い。自動車部品の場合、採用品の認定は生産される部品に対してではなく生産ラインに対して行われる。他の工場に現行のラインを移設した場合でも、新たな認定取得作業が必要となり、作業には通常数カ月の期間が必要とされている。
こうした背景から、とくに生産拠点が関東のみの加工メーカーは今後、夏場において自動車向けの事業展開が難しいのが実情だ。自動車競合他社に事業を奪われる事態も十分想定されており、「これでは津波で流された工場と同じ」との声も聞かれる。計画停電は、自動車部品向け以外の加工メーカーでも生産効率の大幅な低下が指摘されており、自家発電を持たない製造業の間で計画停電の見直し論議が高まりそうだ。