日付検索

2015年10月の記事を読む
2015年9月の記事を読む
2015年8月の記事を読む
2015年7月の記事を読む
2015年6月の記事を読む
2015年5月の記事を読む
2015年4月の記事を読む
2015年3月の記事を読む
2015年2月の記事を読む
2015年1月の記事を読む
2014年12月の記事を読む
2014年11月の記事を読む
2014年10月の記事を読む
2014年9月の記事を読む
2014年8月の記事を読む
2014年7月の記事を読む
2014年6月の記事を読む
2014年5月の記事を読む
2014年4月の記事を読む
2014年3月の記事を読む
2014年2月の記事を読む
2014年1月の記事を読む
2013年12月の記事を読む
2013年11月の記事を読む
2013年10月の記事を読む
2013年9月の記事を読む
2013年8月の記事を読む
2013年7月の記事を読む
2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む

ニュースヘッドライン記事詳細

2011年03月29日 前へ 前へ次へ 次へ

東日本大震災炭素協会、列車用カーボンブラシで緊急対策、日立化成の被災に対応

 炭素協会は、鉄道車両に使用されるカーボンブラシの供給懸念に対応すべく、加盟会社が総力を結集して供給体制の整備に乗り出す。国内最大手の日立化成工業が製品の仕様書を開示し、カーボンブラシメーカーの協力のもと鉄道会社の要求に最大限応えていく方針。近く会員会社との間で正式合意する。ただ、ブラシは加工だけでも1ー2カ月かかるため、影響をどこまで回避できるか見通しにくい状況だ。
 日立化成はカーボンブラシ用の材料(カーボンブロック)を山崎事業所・桜川(茨城県日立市)で生産している。同事業所は震災の影響を受けて操業を停止しているが、4月上旬の再開に向けて製造設備などの点検に全力を上げている。ただ、同材料を用いてブラシに加工する子会社の浪江日立化成工業(福島県浪江町)は福島第1原子力発電所の避難区域に含まれるため、生産再開のめどは立っていない。そのため、緊急対策として、東海カーボン、東洋炭素、新日本テクノカーボン、帝国カーボン工業、トライス、富士カーボン製造所、東京通信機材などの会員会社が、日立化成の関係者を受け入れ、製品仕様書を得て生産に対応する。今回協力する企業の多くは列車用のブラシ製造の実績を有するが、それだけでは供給が間に合わない可能性があるとして、産業用を中心とするメーカーにも協力を仰ぐ。
 ただ、鉄道各社はすでに通常3カ月に1度交換されるカーボンブラシの供給遅れにより、運行に影響がでる可能性を表明している。直接的な震災被害や停電の影響を受けていないはずのJR西日本も4月から運行本数を減らす方針だ。ブラシの加工には1ー2カ月かかるため、速やかに生産に取り掛かったとしても出荷できるのは5月以降になる。さらに材料の生産は焼成工程を含むため3?4カ月を要する。現在、日立化成はカーボンブロックの在庫を評価しているところであり、その結果次第ではさらに供給が遅れる可能性もある。カーボンブラシはモーターの回転部分に使われ、通電機能を担う。


Copyright(c)2010 The Chemical Daily Co., Ltd.