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東日本巨大地震 芳香族供給タイト化 燃料油生産優先も影響
東日本巨大地震の影響で芳香族の供給減が避けられない状況となっている。震災では6製油所が停止と4基のエチレン装置が停止。このうちの一部は長期の操業停止を余儀なくされる見通しだ。さらに稼働中の製油所では燃料生産が最優先されるため芳香族生産は抑制せざるをえない。7月以降の定修期を備え、本来なら在庫を積み増す時期でもあるだけに供給のタイト化は長期化しそうだ。
今回の地震では、JX日鉱日石エネルギーの仙台製油所(原油処理能力日量14・5万バーレル)、鹿島製油所(同25・2万バーレル)と根岸製油所(同27万バーレル)、コスモ石油の千葉製油所(同22万バーレル)、極東石油(同17・5万バーレル)、東燃ゼネラル石油の川崎工場(同33・5万バーレル)が操業を停止。このうち損傷が激しい仙台、鹿島、千葉の製油所については長期の操業停止が避けれれない。エチレン装置4基についても、現在のところ復旧のめどは立っていない。
芳香族は、製油所で重質ナフサを接触改質して得る改質ガソリンと、エチレン装置から出る分解油を主な原料としているため供給のタイト化は避けられない。また改質ガソリンは、自動車用ガソリンの原料でもあり、震災後は「バランスをみながらの操業となるが、留分はガソリンへの利用を優先せざるをえない」(松下功夫JX日鉱日石エネルギー副社長)のが現状だ。
さらに7月から8月にかけては定修が集中する時期で、現在は本来なら在庫を積み増す時期。それだけ供給のタイト化も長期化する見通しで、正常化は9月以降との見方もある。
一方、来年度の芳香族需要は先月、日本芳香族工業会によって前年比3%減と予想されていた。震災を受け極めて流動的とはなっているが、場合によっては海外からの調達が必要になる可能性も指摘されている。