自動車関連事業の世界展開を推進する一方、経営基盤の拡充を狙いに成長市場における新事業創出に取り組む住友理工。すでに防振ゴムは世界シェア25%、自動車用ホースも同14%を占めるまでに拡大し、昨年を第三の創業と位置付け「真のグローバル企業」へ歩み始めた。今年6月に就任した松井徹社長兼COOに今後の取り組みを聞いた。
? 企業として大きく飛躍するタイミングでの登板ですが、就任の抱負を。
「ここ2?3年の急激な展開によりグローバルメガサプライヤーとしてのフレームワークはできた。欧州や南米の拠点確保によりグローバル供給体制を構築し、M&A(合併・買収)により欧州ユーザーへの足掛かりも築いた。また、技術面でもホース製品では材料や構造といったホース単体の強みに伊ダイテック社のアセンブリー技術が加わった。今後はM&Aで買収した企業との違いを踏まえつつ、これまでの何を残してどこを変えるか、住友理工としての軸をどこに置くかといったことを慎重に考えながらグループとしてまとめていく。また、新事業に関しては将来の新たな展開に向けた芽を育てるための環境づくりや方向付けを進めていきたい」
