ニッパツ、竹粉使用のハードボードを開発、JIS相当の物性確保

| コメント(0) | トラックバック(0)

 ニッパツは、主原料に竹粉を採用したハードボードを開発した。開発品は、繊維管を直角に鱗状にスライスした竹粉とポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)、パルプなどのバインダー繊維を抄造法(紙すき)により板状としホットプレスで成形するもの。JISハードボード(繊維板)相当の物性を確保しており、金型成形による3次元形状品の製造が可能だ。現在、既存品との差別化を目的に竹が有する機能を探索しており、自動車内装材など向けに事業化を検討していく考え。

 竹製ハードボードは、タイ・ニッパツ創立50周年プロジェクトの一環としてタイの豊富な竹を原料に開発したもの。主原料の竹粉を8?9割の比率で使用しており、バインダー繊維にはフェノールも使えるという。すでに1000ミリ×2000ミリ(厚さ2?5ミリ)品の生産技術を確立しており、JISハードボードを代替可能な物性を実現している。
 竹は成長が早く育成に手間がかからない豊富な天然資源。同社では、環境フレンドリーな材料として実用化に取り組んでいく。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://27.34.136.204/cmt/mt-tb.cgi/12059

コメントする

このブログ記事について

このページは、web staffが2013年6月 4日 17:57に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「戸畑ターレット、自動車用アルミ部品を独自鍛造技術で量産 」です。

次のブログ記事は「 京浜精密工業、自動車部品製造で塑性流動結合を提案、軽量化に寄与 」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。