クレハ、車載用負極材前駆体で専用プラント、コスト競争力向上へ

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 クレハは、製造コストの大幅低減に向け、車載用リチウムイオン電池(LiB)負極材の中間原料となる前駆体(ビーズ)の専用プラントを新設する。車載用前駆体製造を担当する100%出資会社のCNPJ(本社・東京都)を通じ、いわき事業所(福島県いわき市)内に負極材換算で年産1000トン規模の設備を導入する。投資額は25億円で、2012年の完成予定。

 経済産業省による「低炭素型雇用創出産業立地推進事業」の補助対象に採択されたもの。これまで民生用負極材や医薬用と共用していた前駆体の製造プロセスを、車載用負極材向けに最適化することで、製造コストを大幅に引き下げる。
 同社は現在、いわき工場で年産600トンの負極材を生産、12年1月までに同1600トン体制に拡大する。さらに米国でも13年初頭をめどに伊藤忠商事との共同出資による生産拠点を設ける方針。
 今後、負極材事業を拡大するにあたって、コスト競争力の向上は必須課題。今回の専用プラントはそのための強力な武器になるとみられる。

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このページは、web staffが2011年2月25日 02:57に書いたブログ記事です。

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